Concordia: 作動中の●変成機関を●見ていたら、●シグマーの●庭園で●遊んだ●昔の●日々を●思い出したわ。 Anataeus: シグマーの●なんだって? Concordia: シグマーの●庭園を●遊んだことが●ないの?誰もが●知ってる●ゲームだと●思ってたけど。ビー玉を●特定の●パターンに●並べて… Anataeus: ビー玉? Concordia: これって●ビー玉じゃないの? Anataeus: エレメンタル●プロキシだよ!さまざまな●種類の●原子を●表現するための●ガラス球さ。 Concordia: 小さい●ガラス球は●普通●ビー玉って●呼ぶのよ。 Anataeus: 僕らは●絶対に●ビー玉とは●呼ばないな。 Concordia: 錬金術師としての●高度な●訓練を●受けていない●人間に●とっては、●そうなのよ。で、●シグマーの●庭園の●遊び方を●教えて●欲しいの、●欲しくないの? Anataeus: じゃあ、●教わるよ。 ----- 最初の●試合に●勝った後。 Concordia: 面白いでしょ? Anataeus: 錬金術の●仕組みを●完全に●無視している!基本元素を●例にとると… Concordia: タダの●遊びよ、●アンテウス。子供の頃、●ここに●こっそり●入り込んで●錬金術師が●いない時に●この●ゲームを●遊んだのよ。 Anataeus: 何だって?全く●監督されずに●変成機関の●近くで●遊んでいたのか? Concordia: ビー玉しか●使わなかったわよ、●アンテウス。落ち着いて。 Anataeus: これは●ビー玉では●なくて、●宇宙の●基本を●成す●構築ブロックを●示すものだ。 Concordia: でも●ガラス球でも●あるわ。一個●あなたに●向けて●はじいちゃうわよ! Anataeus: ああ、●やめて!こういう●デリケートな●機器で●遊んじゃ●駄目だよ。 Concordia: あなたの●機器の●他の●部分よりも●はるかに●安いでしょ。ビー玉だから。 Anataeus: でも●そんなに●気軽に●扱われると●困るんだけど。 Concordia: 私たち、●長年●そうして●きたのよ。シグマーの●庭園に●ついては●本当に●知らなかったの? Anataeus: 全然。大学は●そんな●取るに●足りない事を●我々に●教えないよ。 ----- 10試合に●勝った後。 Concordia: 「取るに足りない」わり●には、●かなり●楽しんで●いるようね。 Anataeus: ちょっとだけ。勝つためには●少し●戦略が●必要なんだね… Concordia: ええ、●少し●練習を●重ねて●注意を●怠らなければ、●もっと●着実に●勝てるわ。 Anataeus: シグマーって●誰の事?どうして●彼の●庭園の●手入れを●しているんだ? Concordia: あなたの●方が●知っているわ。 Anataeus: 僕が?どうして●僕が●知って●いるんだ? Concordia: 彼は●昔の●錬金術師だから。違うの? Anataeus: シグマーなんて●名前の●人は●聞いたことが●ないよ。 Concordia: 本当に? Anataeus: 真偽の●怪しい、●国民的●英雄の●錬金術師だった●可能性は●あるな。言い換えれば、●想像上の。 Concordia: それとも●あなたが●歴史の●授業で●注意散漫だったか。 Anataeus: おい。僕は●模範的な●生徒だったぞ。 ----- 25試合に●勝った後。 Concordia: 模範的な●生徒ですって!まず●シグマーの●庭園を●知らなかったし、●シグマーも●聞いたことが●ないじゃない。 Anataeus: 彼が●実在の●人物か●どうかも●分からないだろ! Concordia: じゃあ、●図書館で●調べたら?きっと●面白い●情報が●見つかるわよ。 Anataeus: そうだな…●待った、●今のは●命令かい? Concordia: 錬金術を●専門と●する人なのに、●奇妙なほど●過去のことを●知りたがらないのね。 Anataeus: そういう類の●科目は●大学では●敬遠されて●いたんだ…●歴史や●伝説などを●専門とする者も●いたけど、●ほとんどの●真剣な●学生は●現代的実践に●集中していたよ。 Anataeus: 過去を●顧みるのには●あまり●意味が●ないと●皆●考えている。 Concordia: それは●残念だわ。錬金術師では●ない人が●錬金術について●考える時は、●昔話を●連想するのよ。少なくとも、●それらに●精通していることは●悪くないわ。 Anataeus: 残念ながら、●こういった●昔話は●錬金術について●あまり●ポジティブじゃないことも●多いけどね… Concordia: 確かに●まちまちね。 Anataeus: 差し当たり、●もっとゲームを遊ぼう。 Concordia: その●選択には●完璧に●賛成できるわ。 ----- 50試合に●勝った後。 Anataeus: 君たちが●子供の頃、●ヴァン・タッセン家の●錬金術師たちは●子供たちが●研究室の●中で●走り回っても●異論を●唱えなかったのかい? Concordia: 私たちが●ここにいるのを●知らなかったのよ。 Anataeus: エレメンタル●プロキシが●あちこちに●散らばって●いるのに●気づいたんじゃ?君が●「ビー玉」と●呼ぶものだね。 Concordia: あなたが●来る前の●ヴァン・タッセン家の●錬金術師たちは、●錬金術●研究室に●殆んど●足を●踏み入れなかったわ。 Anataeus: 嘘だろ。 Concordia: 本当よ。彼らは●錬金術そのものを●見下し、●自分たちは●議員か、●そういった者だと●見做していたようよ。 Anataeus: そんな●馬鹿な。 Concordia: 彼らは●会議事項を●勝手に進め、●同盟関係や●陰謀に●関係し、●ライバルを●出し抜き… Anataeus: 僕の●教授からは●それらは●全てやっては●いけないと●忠告を●受けたよ。 Concordia: あなたの●教授に●私も●賛成よ。悪だくみを●するような●人間は●嫌い。 Anataeus: 彼女は●自分の●忠告が●無視されるのを●何度も●経験していたに●違いない。 Concordia: でしょうね。信じられないかも●しれないけど、●錬金術に●ちゃんと●専念する●錬金術師に●会うのは●あなたが●初めてよ! ----- 75試合に●勝った後。 Anataeus: このゲームは●最初に●誰に●教わったんだい? Concordia: 私の●父よ。彼も●調達係だったの。●もっと●良い時代に… Anataeus: 多分●彼は●子供の頃、●誰かに●教わり、●それを●また●次の●世代に●伝えたのだろう…●でも●どうして?この知識を●後世に●伝えることの●意義は何だ? Concordia: 悩み事が●ある時に、●気が●紛れるから●いいわよね? Anataeus: ああ、●そうかな… Concordia: 実際に、●あなたが●最近●特に●精神的に●緊張している●ようだったから、●特別に●提案したのよ。 Anataeus: 気づいてたのか?そ、そんなに●分かりやすい●なんて●思って●なかった。 Concordia: 結構●あからさま●だったわ。 Anataeus: なるほど… Concordia: こういう時は、●単純な●活動で●気を紛らわすのが●一番よ。 Concordia: そうでないと、●段々と●不安が●エスカレートして、●すごく●恐ろしい●妄想に●つながる●可能性が●あるから。 Anataeus: 言われて●見れば、●ゲームを●遊ぶと●結構●落ち着くよ。 Concordia: 良かったわ。 ----- 100試合に●勝った後 Anataeus: コンコーディア、●ゲームを●提案してくれて●ありがとう。結局のところ、●僕は●これが●好き●みたいだ。 Concordia: どういたしまして、●アンテウス。あなたが●楽しんでいる●姿を●見れて●嬉しいわ。 Concordia: 特に●最初は●取るに●足りないって●言われた後にね。 Anataeus: でも●取るに●足りないのは●事実だ!取るに●足りないのに…●優れて●いるんだ。 Concordia: 錬金術以外の●事を●学べるって●良いと●思わない? Anataeus: そんなことには●意味が●ないよ。このゲームは●そのルールの●例外なんだ。 Concordia: あなたは●今まで●錬金術師に●なる事に●専念してきたわね。 Concordia: でも●錬金術師に●なった今、●残りを●学ぶべきよ。 Anataeus: 残り? Concordia: 人生の●残りを。錬金術ではない●部分を。 Anataeus: 役に●立たない●部分の●ことか。 Concordia: それに●ついては●私が●先生に●なってあげる。 Anataeus: ええ?選択肢は●与えて●くれないの? Concordia: アンテウス、●あなたの●そういうところが●好きよ。自分には●選択の●余地が●ないと●分かっている●ところが。